<< 更新履歴について | main | 筋トレを行う際の呼吸法について >>

重要なのは体重ではなく体脂肪率

ここではバストアップのために必要な「体脂肪率」の重要性について、私なりに考えた事を書いてみます。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

JUGEMテーマ:バストアップ

体重をダイエットの指標にする事はできない

日本人女性は特にダイエットに対する関心が高く、多くの人が一度はダイエットの経験がある事でしょう。そんなダイエットでは、「増えた」「減った」が見た目の数値として分かりやすい「体重」を指標にする事が多いと思います。しかし体重は数値として分かりやすい反面、『「何が増えて何が減ったか」が具体的に分からない』という大きな欠点があります。

例えば気温の高い日に激しい運動を行い、大量に汗をかいた後では、人によって体重が数100g減る事があります。これは汗を排出する事によって水分が失われ、その水分の重さがそのまま体重の減少として現れているのです。その体重の減少を「脂肪が減った」と勘違いしてしまうと、脱水症状や熱中症を見逃す事になります。また水分代謝が崩れ、下肢などに水分が溜まって上手く排出できなくなる「むくみ(浮腫)」も、それを改善する事で体重が減ります。これも単に水分が排出される事で体重が軽くなっただけで、決して脂肪は減っていません。

また体重が増えると「太った=脂肪が増えた」と勘違いしてしまうのですが、そのように水分代謝が崩れて浮腫が起こり、下肢などの水分が上手く排出できない事でも体重は増えます。特に筋肉は脂肪よりも密度が高く、重いので、筋トレを行って筋肉が大きくなる事でも体重は増えます。その他、単純に水(1リットル=1キログラム)をガブ飲みするだけでも、一時的ではありますが簡単に体重を増やす事ができます。このように体重が増えたからといって、必ずしも脂肪が増えたとは限らない訳です。

何が言いたいのかというと、このように「体重」という数値は増減が分かりやすい反面、何が増えて何が減ったかが全く分からないため、ダイエットの指標には適していないと言えると思います。そもそも体重は「全身の重さ」を表す数値です。体重の増減を気にする事で「脂肪以外の増減」にいちいち一喜一憂していたらキリがありません。そんなダイエットでは同じ事の繰り返しになるだけでしょう。

※参考記事
バストアップとダイエットの両立について
生活習慣の遺伝とバストアップについて
バストアップと快便の関係について
思春期以降の基本的な胸の大きさは変化しにくい


体組成を計測してみよう

通常の体重計では「体重」しか計測する事はできませんが、最近では手軽に利用する事ができる「体組成計」があり、それを利用すれば、体重の内「何がどの割合あるか」を知る事ができます。

体組成の中で有名なものは、体脂肪率(体脂肪量)、筋肉量、内臓脂肪、基礎代謝量などが挙げられます。機種にもよりますが、左半身や右半身及び上肢や下肢の筋肉量・水分量・骨量のバランスなどを細かく計測できたり、中には体内年齢などユニークな数値を計測してくれるものもあります。またスマホなどと連動し、消費カロリーや運動の強度などを日々記録し、更には摂取カロリーなどを入力する事で、「どのようにしたら現状を改善する事ができるか」を教えてくれる機能がついているものもあるようです。ちなみにかなり精密なものになると、数百万円するような体組成計もあったりします。

ちなみに通販サイトAmazonで調べてみると、中には200万円を超えるような商品もあるようです。参考リンク→Amazon商品検索 - 体組成


日本人の体脂肪率の目安について

ここでは日本人の体脂肪率の目安についてまとめています。尚、年齢を全て書くと長くなってしまうので省略しています。

●男性(18〜39歳)の体脂肪率目安
低:〜10% 標準-:11〜16% 標準+:17〜21% 軽肥満:22〜26% 肥満:27%〜
●女性(18〜39歳)の体脂肪率目安
低:〜20% 標準-:21〜27% 標準+:28〜34% 軽肥満:35〜39% 肥満:40%〜
※尚、以降の年齢では40〜59歳で各+1〜2%、60歳以上で各+2〜3%。

これをご覧いただければ分かる通り、男性よりも女性の方が体脂肪率は高くなっています。これは女性ホルモンの影響によるもので、元々女性は男性よりも脂肪が多い方が正常です。また男性は女性よりも筋肉量や骨量が多いので、それによっても男性の方が体脂肪率も低くなっています。

競技スポーツを行っている人はまた別ですが、一般の人であれば、上記にある「標準」の範囲内に体脂肪率に保つ事が、心身の健康のためには必要不可欠です。特に日本人女性はダイエット志向が強く、ダイエットをしすぎて「低」となっている人や、それを目標にしてダイエットを行っている人が殆どです。日本人は肥満によって起こる問題にばかり目を奪われがちですが、体脂肪率が低くなる事で起こる様々な問題(脂肪は皮膚の材料、性ホルモンの材料、脂溶性ビタミンの吸収、コレステロール値のコントロール、血圧のコントロール、万が一の時のエネルギーなど、そもそも生命活動の維持に必要なもの)にも注意を向けるべきです。

当ブログでは何度も言っていますが、体重を減らせば確かに痩せて見えるでしょうが、全身の脂肪が落ちる事で胸の脂肪は落ちてしまいますし、脂肪が落ちるという事はカロリーが足りていないので、筋肉量が落ち、逆にメリハリのない体型に見えてしまいます。脂肪の量をある程度維持しながら、筋肉を維持・成長させ、かつ心身の健康を維持するためには、脂肪の過度な制限はすべきではありません。脂肪の過度な制限をしなくても済むよう、今こそ考え方を転換しましょう。



スポンサーサイト